石垣島の海でこいつはヤバい!【危険生物の種類と対処法】を徹底解説!!

2023年6月12日

 

 

マンゴーちゃん

マンゴーちゃん

パインくん、石垣島の海にも危険生物っているの~?
パインくん

パインくん

いないさぁ!って言いたいけど、たくさんいるぞ。特にハブクラゲは要注意!!

マンゴーちゃん

マンゴーちゃん

ハブクラゲ!? 名前からして危険そうだね💦
パインくん

パインくん

記事を最後まで読むと【石垣島の海の危険生物】に詳しくなるさぁ! なぜなら【種類・特徴・応急処置・対策】などを紹介するから。 きっと石垣島の海を安心して楽しめるぞ♪

 

この記事で解決できる疑問

✔ 石垣島の海の危険生物が分かる!

✔ 特徴、応急処置、対策などが分かる!

✔ 緊急時の連絡先が分かる!

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本格的なマリンシーズンの前に、知ってほしい危険生物は?

 

石垣島でこいつはヤバい! 海の危険生物を知っていますか??

 

3月の中旬に海開きを迎え、本格的なマリンシーズンが始まる前に知ってほしい(>_<)

石垣島だけでなく、沖縄の海には共通して注意が必要です!

 

そんな危険生物たちを紹介しますね('ω’)ノ

 

最後まで読んでもらえたら嬉しいのですが、もしも被害にあった時に【応急処置・病院の連絡先】が「しまんちゅブログにあったなぁ」って思いだしてもらえて、役立ててもらえたら嬉しいです(^^)

 

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ハブクラゲ

海で起こる被害の半分近くが「ハブクラゲ」、この危険生物を知っていますか?

 

1番の危険生物と言っても過言ではありません('ω’)ノ

 

刺されると激痛で、時にはショックで心肺停止を起こすこともあり、死亡者も出ています!

海水浴やシュノーケリングを考えている方は、とくに注意してくださいね。

 

 

 

ハブクラゲ 石垣島全域に生息
危険度 ★★★★★
特徴 半透明なので近くにいても見つけづらい
出やすい時期 5月~10月
出やすい場所 浅瀬、水深50㎝ほどの場所にも来る
応急処置 1.すぐに海からあがる

2.食酢をたっぷりかけて、触手を洗い落とす
※触手に真水、アルコールをかけると、未発射の刺胞を刺激するので絶対にしない
※砂をかけて払い落とすと、未発射の刺胞が発射してしまうので絶対にしない

3.食酢をかけても触手が剥がれないときは、指先で優しく取り除く

4.痛みがひどいときは、氷または冷水で冷やすと痛みが和らぐ

5.病院で診てもらう
※呼吸停止・心停止に陥った場合はすぐに心肺蘇生法を開始すること

やってはいけないこと 絶対にこすらない
対策 ハブクラゲ侵入防止ネット内で泳ぐ
ウェットスーツ、長袖を着用して泳ぐ
食酢を持参する

 

カツオノエボシ

 

カツオノエボシの名前の由来は、カツオの時期にやってきて、烏帽子に似てることから名前が付いたそう。

 

別名「電気クラゲ」と呼ばれ、刺された人の死亡例もあるので要注意です!

砂浜に打ち上げられている事もあり、死んでいても毒が残っているので、むやみに触らないでくださいね('ω’)ノ

 

 

 

カツオノエボシ 石垣島全域に生息
危険度 ★★★★★
特徴 クラゲに見えるが、多くのヒドロ虫が集まって形成された生物
出やすい時期 1年中注意が必要
出やすい場所 1.すぐに海からあがる

2.海水をかけて、触手を洗い落とす
※触手に、水、アルコール酢をかけると、未発射の刺胞を刺激するので絶対しない
※砂をかけて払い落とすと、未発射の刺胞が発射してしまうので絶対しないこと

3.海水をかけても触手が剥がれないときは、指先で優しく取り除く

4.痛みがひどいときは、氷または冷水で冷やすと痛みが和らぐ

5.病院で診てもらう
※呼吸停止・心停止に陥った場合はすぐに心肺蘇生法を開始すること

応急処置 海水で刺胞球や触手を洗い流し、氷や冷水で冷やす
やってはいけないこと 酢は絶対に使わないこと
対策 侵入防止ネット内で泳ぐ
ウェットスーツ、長袖を着用して泳ぐ

 

ガンガゼ

 

ガンガゼはウニの一種で石垣島でよく見かけます。

 

本州にも生息しているので、見た事ある人も多いんじゃないでしょうか?

長い棘には弱い毒があり、棘はウェットスーツを簡単に貫くほどで、折れやすく皮膚下に残りやすいので危険です!

 

危険な棘があるので厄介者扱いですが、食用として食べる事も出来るんですよ('ω’)ノ

 

 

 

ガンガゼ 石垣島全域に生息
危険度 ★★★★
特徴 長い刺は細くて鋭く、簡単に皮膚に刺さり折れやすい
出やすい時期 1年中注意が必要
出やすい場所 岩場やサンゴがある場所に多い
応急処置 1.目に見える棘は取り除く
※棘を取り除く際には、必ずまっすぐに抜く。曲げたりゆすったりすると、棘が折れて体内に残ってしまう2.痛みを和らげるため、患部を40~50度のお湯につける
※やけどしないよう、お湯の温度に気をつける3.病院で診てもらう
やってはいけないこと 棘が体内に残っている可能性があるのに、病院に行かない
対策 むやみに触らず、底の厚い靴を履く

 

オニヒトデ

オニヒトデの棘には毒があるので要注意です!

 

かつて石垣島で大量発生して、サンゴが壊滅的な被害を受けました(>_<)

増えすぎるとサンゴを食べちゃうんです。

 

見かけたら触らないでくださいね。

 

 

オニヒトデ 石垣島全域に生息
危険度 ★★★★
特徴 約15~30 cm の大型のヒトデで、多数の腕を持ち、全身が棘に覆われている
出やすい時期 夏場に大量発生しやすい
出やすい場所 サンゴの下など
応急処置 1.軽く刺さった棘は取り除く
※棘を取り除く際には、必ずまっすぐに抜く。曲げたりゆすったりすると、棘が折れて体内に残ってしまう2.痛みを和らげるため、患部を40~45度のお湯につける
※やけどしないよう、お湯の温度に気をつける3.病院で診てもらう
やってはいけないこと 刺された可能性があるのにほったらかしにする
対策 むやみにサンゴの隙間に手をいれない

ミノカサゴ

 

ミノカサゴ、ぱっと見きれいで神秘的🐠

 

背びれ、胸びれ、尻びれの棘には毒があり、刺されると患部が腫れて激痛が走り、重症化すると吐き気や腹痛といった症状が出ることがあります。

驚かせると背ビレを立てて威嚇してくるんですよ!

 

見かけたら刺激せず、その場から離れましょうね(^^)

 

 

ミノカサゴ 石垣島全域に生息
危険度 ★★★★
特徴 動きはゆっくりで、近づいてもあまり逃げない
出やすい時期 1年中
出やすい場所 浅い岩礁
応急処置 1.棘が残っていれば、目に見える大きな棘は取り除く

2.傷口を清潔に保つ

3.痛みを和らげるため、患部を40~45度のお湯につける
※やけどしないよう、お湯の温度に気をつける

4.病院で診てもらう

やってはいけないこと 刺された可能性があるのにほったらかしにする
対策 ウェットスーツや長袖を着用して海に入る
見たらとにかく近づかない

 

オニダルマオコゼ

擬態化したオニダルマオコゼ、どこにいるか分かりますか??

いつも擬態しているので、気づきにくいから厄介です(>_<)

 

背びれに棘があり、棘はゴム底の靴を貫通するほど強力で、棘の根本に毒のつまった袋があります。

 

ハブの30倍以上と言われるほど猛毒で、さされると激しい痛みやしびれがあり、海外では死亡事例も報告されているんですよ('ω’)ノ

 

 

 

オニダルマオコゼ 石垣島全域に生息
危険度 ★★★★★
特徴 色や形が石や岩によく似ており、じっとして動かない
出やすい時期 1年中
出やすい場所 浅いサンゴ礁
応急処置 1.すぐに海からあがる

2.棘が残っていれば、目に見える大きな棘は取り除く

3.傷口を清潔に保つ
※刺されてすぐであれば、傷口から毒を絞り出すことも有効

4.痛みを和らげるため、患部を40~45度のお湯につける
※やけどしないよう、お湯の温度に気をつける

5.病院で診てもらう

やってはいけないこと 刺された可能性があるのに、ほったらかしにする
対策 ゴム底の靴では突き通してしまうので、フェルト底の靴を使用する

岩や石に擬態しているので、海に入るときは周囲に十分注意する

 

ゴンズイ

釣れたゴンズイを釣針から外す時に、被害に遭うことが多いんです('ω’)ノ

背びれと胸びれに毒の棘があり、刺されると数日間も激痛が続くこともありますよ!

 

釣りをされる方は、注意してくださいね(^-^)

 

 

 

ゴンズイ 石垣島全域に生息
危険度 ★★★
特徴 群れで行動する習性がある
出やすい時期 1年中
出やすい場所 浅い岩礁や砂地の浅い海
応急処置 1.目に見える大きな棘は取り除く

2.傷口を清潔に保つ

3.痛みを和らげるため、患部を40~45度のお湯につける
※やけどしないよう、お湯の温度に気をつける

4.病院で診てもらう

やってはいけないこと 刺された可能性があるのに、ほったらかしにする
対策 素手で触らず、釣針から外す時は注意する

 

ウンバチイソギンチャク

画像引用元:海洋危険生物について/沖縄県 (pref.okinawa.jp)

擬態化したウンバチイソギンチャク、周りのサンゴ礁にとけこんでいるので、見分けるのが難しいです!

サンゴ礁のリーフ内にも生息しているので、シュノーケリングされる方は要注意ですよ('ω’)ノ

体に1~2mmの刺胞球があり、強力な毒をもっています。

 

 

 

ウンバチイソギンチャク 石垣島全域に生息
危険度 ★★★★
特徴 おわん型で褐色の海藻のような姿
出やすい時期 1年中
出やすい場所 サンゴ礁
応急処置 1.すぐに海からあがる

2.海水をかけて、刺胞球を洗い落とす
※触手に、真水、アルコール酢をかけると未発射の刺胞を刺激するので絶対にしないこと

※砂をかけて払い落とすと、未発射の刺胞が発射してしまうので絶対にしないこと

3.痛みがひどいときは、氷または冷水で冷やすと痛みが和らぐ

4.病院で診てもらう
※症状が長引いたり、腎臓が悪くなる場合もあるので、必ず医療機関を受診すること

やってはいけないこと 酢は絶対に使わないこと
対策 ウェットスーツ、長袖、手袋を着用して海に入る
岩や海藻に色がよく似ているので、周囲に十分注意する

 

ヒョウモンダコ

 

ヒョウモンダコ🐙

体長は10cmほどの小さなタコですが、フグと同じ猛毒の「テトロドトキシン」を持っています(>_<)

 

綺麗なタコを見つけても、絶対に触らないでくださいね!

 

 

 

ヒョウモンダコ 石垣島全域に生息
危険度 ★★★★
特徴 驚いたり刺激を受けると、青色の円形の模様が鮮やかに浮かび上がる
出やすい時期 1年中
出やすい場所 浅い海の岩礁や潮だまり、岩の下
応急処置 1.すぐに海からあがる

2.安静にして、すぐに医療機関で治療を受ける
※呼吸困難な場合には、人工呼吸をする

やってはいけないこと 口で毒を吸い出すのは非常に危険、絶対にしないこと
対策 刺激せず、絶対に触らない

アンボイナガイ

画像引用元:海洋危険生物について/沖縄県 (pref.okinawa.jp)

 

アンボイナガイは毒銛(どくもり)をもっており、潮干狩りで刺されることが多いんです!

神経毒なので痛みはほとんどありませんが【体がしびれて溺れる危険性がある】ので、触ったらすぐに海から上がりましょうね(^^)

 

 

 

アンボイナガイ 石垣島全域に生息
危険度 ★★★★★
特徴 10cmほどの大きな巻き貝で、赤茶色の網目模様がある
出やすい時期 1年中
出やすい場所 浅瀬
応急処置 1.すぐに海からあがる

2.助けを呼び、安静にしてすぐに病院で診てもらう
※呼吸停止の場合は、すぐに人工呼吸を行うこと

やってはいけないこと 触ったのに海中に入り続ける
対策 綺麗な巻き貝は不用意に採取しない

 

ウミヘビ

画像引用元:海洋危険生物について/沖縄県 (pref.okinawa.jp)

沖縄では「イラブー汁」として、よく食べたりするウミヘビ🐍

 

海で見かけたら、絶対に近づかないでくださいね(>_<)

強い神経毒をもっているので、噛まれると体が麻痺して動けなくなります!

 

たまに海で遭遇して近づいてきますが、温厚な性格なので刺激しなければ安全ですよ('ω’)ノ

 

 

 

ウミヘビ 石垣島全域に生息
危険度 ★★★★
特徴 ハブの何十倍もの強さの毒を持つが、温厚で臆病な性格
出やすい時期 1年中(4 ~7月は産卵のため海岸の岩場、洞窟などに出やすい)
出やすい場所 浅い岩礁、サンゴ礁、海岸の岩場
応急処置 1.すぐに海からあがる

2.助けを呼び、安静にしてすぐに病院で診てもらう

やってはいけないこと 刺激しない
近寄ってきてもパニック起こさず、その場をゆっくり離れる
対策 ウミヘビを見つけても、むやみに手を出さない

 

安全に海水浴を楽しむには?

 

「こんなに危険生物が多いんじゃ、海になんて入れないよ~」って思わないでくださいね(*’▽’)

 

安全に海水浴を楽しむには、とにかく「クラゲネット設置ビーチ」で泳ぐこと!

詳しくはを見てください。

石垣島クラゲネット設置ビーチ

 

ネットがない「米原ビーチ」などはクラゲ被害が多いので、肌の露出が少ないように注意して海に入ってくださいね('ω’)ノ

 

 

 

ポイント

クラゲネット設置ビーチ内でも100%安全ではないので、食酢を持参しよう!

✔ ファミリー層は、必ずネットが設置してあるビーチを利用しよう!

 

もし遭遇して被害にあったら?

もしも危険生物の被害にあったら、下の総合病院にご連絡してくださいね('ω’)ノ

 

 

 

■石垣島 総合病院■

病院名 ホームページ
石垣島徳洲会病院 石垣島徳洲会病院
かりゆし病院 医療法人 上善会 かりゆし病院
沖縄県立八重山病院 沖縄県立八重山病院

 

底地ビーチのYouTube動画を見よう!

石垣島の人気ユーチューバー「ヒデオマンあるある探検隊」さん。

クラゲネット設置ビーチでもある「底地ビーチ」を紹介しています♪

 

まとめ

今回は、石垣島の「海の危険生物」を紹介しました!

ぜひ記事を見て、海に入る前に注意する生物を確認してくださいね(^-^)

ハブクラゲの被害が1番多いので、「クラゲネット設置」があるビーチを利用するのがおすすめですよ♪

もしも被害にあった時の応急処置の方法、連絡先が記事にはあるので参考にしてもらえると嬉しいです!

みなさん最後まで読んで頂き、にぃふぁいゆ~(八重山方言:ありがとう)

 

 

投稿者プロフィール

しまんちゅ
しまんちゅなんくるないさ~
運営者のしまんちゅです。石垣島生まれの石垣島育ちです。二十歳まで島に在住。十代の頃から石垣島はせまいと思い、窮屈に感じていました。

理由はどこに行ってもしまんちゅ(島人)に会ったり、かくれてデートをしても次の日には噂話になっていたりなど。どんなにかくれて上手くやったつもりでも、必ず誰かに見られているんです!悪いこともできやしません(笑)まあ、そのおかげで平和な島だとは思うんですが(^^)

二十歳の時に念願かなって、派遣社員で長野県の工場へ。その後は派遣社員で、他県を転々とするもリーマンショックで派遣切りに(泣) 現在は静岡県に在住。石垣島に行ったり来たりの生活、アラフォー普通のサラリーマンです。

将来はどんな形でもいいので、石垣島に関する仕事をしたい!
【島情報を毎日Twitterで発信】しているので、良かったら見てくださいね♪